=江沢旅行舎レポート=

2011年6月1日

風なく時雨れる里を駆ける。湯の島温泉に行く。

 

6月1日(水)天気:曇のち雨
風なく時雨れる里を駆ける! 湯の島温泉に行く。

 

先週に引き続き静岡県の北、今回は井川湖を目指します。ルートは清水インターから
国道362号線を経由して県道60号南アルプス公園線を使って井川湖へ。途中で県道27号井川湖御幸線を経て梅が島温泉、そこから安部峠、身延山に行こうかなぁ、、、、と朝6時出発。
静岡県の海側から山奥に向かう道はいつでもワクワク、山の懐に突入!信州の山を走るのとは違う趣があります。スケールは信州のほうが圧倒的ですが!北静岡の山奥は川の源流から河口まで川の景色が急激に変わります。それが比較的短い過程で分かりやすく印象深い風景が待っています。

 

それで、、、きょうは清水インターから362号線に合流したところで霧雨、シャワーミスト状態。ヘルメットのシールドに細かい雨粒がいっぱい。細かすぎて水滴が流れません。おまけに気温を下がる一方、ヘルメットの中も曇り放題、徒歩旅行なら雨の中でも快適かもしれません。でもバイクは視界が取れないので全然ダメダメです。路面はスリップを誘発するする条件ですし、、、
県道60号線に入ると雨は本格的に落ちてきました。それでも深々‘降っています。まるで‘雪‘が降るかのように。音もなく雨は深い緑の森に落ちています。
雨具を持たない主義のスタッフ江沢。山の奥は霧で霞んでいます。いくつかの集落を抜けて目に入ったのは‘湯の島温泉‘公共温泉浴場(笑)雨を他人事のように愉しむのも良いかと思い、温泉に入ります。泉質はこの地域にある‘ツルツル滑々系‘露天風呂は設定されていませんが深々と降る雨を眺めながら、、、雨が上がることを祈りつつ、、、
結局夕方までそこにいることになりました。これもまた良し。静岡おでん、ここにもありました。
雨が止みそうにもなくこの日はここで折り返し、横浜に戻りました。
思い切って雨具買おうかなぁ。ムルティでのツーリング、雨の確率、意外と高いですから。


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