=江沢旅行舎レポート=

2005年7月12日(火)、13日(水)

ツーリングレポート;信州白馬、中綱湖 雨のち晴れの全天候耐久ツーリング

 

第1日目
横浜-練馬-関越-上信道-佐久-蓼科-下諏訪-豊科-大町-中綱湖(泊)

一月ぶりのお泊りツーリング、今回は信州白馬の手前、中綱湖でのんびりうなぎ釣りと蛍鑑賞、星空を見上げて星の数に驚く、という話です。しかし、天気は私たちに味方してしてくれませんでした。天候的には残念な2日間でした。

 参加メンバーは初参加の高畑さん。東京板橋区でインテリア装飾の会社を経営されています。ご自身でもDUCATIをこよなく愛し、所有マシンは900SL、元BOSS所有のモンジュィ、こつこつ仕上げているF3 SIX SPEEDの3台です。先月はDUCATI本社、工場見学、MOTO GP観戦とDUCATIライフを満喫してじつに羨ましくおもいます。

 一緒に行くきっかけは1本の電話から。「えざわさん、あした行ってもいい?」そのとき直前までわたしは明日は電車でボーっと車窓からアルプスを眺めているだろうと思っていたところでした。話していくうちに「雨は少し降るかもしてないけど大丈夫ですヨ!バイクで行きましょう。全体的に曇りの天気ですヨ。」と前向き?な姿勢につい「はい、そうします。」と返事してしまいました。それが、運を天に任せたバイクツーリングとなりました。

 宿泊先は長野県大町市簗場というところ。わたしが初めて社会人(?)として在籍したある旅行団体(会社ではないです。)のこども相手にした野外キャンプ、スキー教室の指導員(?)とき世話になったところです。バイクで中央高速、長野道、アクセスは一昔前より格段に便利になっています。もう20年近く前のことです。

 朝7時、関越道三芳SAで高畑さんと待ち合わせ、ひとまず雨が落ちていないことを天に感謝。雲行きは怪しいけれど出発です。藤岡インターのあたりから霧状の雨。でもこのまま軽井沢まで山を越えるまでこの状況をキープしててくれと祈りつつ、富岡から、妙義松井田で本格的な雨となりました。あとから思えばここまでよく天気がもったものです。わたしはバイクツーリングの時は極力荷物を持たない主義なのでレインウエアはもっていかず、速乾性の高いジャケット、パンツで走りました。雨もこれほどひどく降るとは思っていなかった(晴れ男の自負もあったし、縁起も担いで、、、)結果、びしょ濡れ。とくに困ったのは着るものが濡れるではなくてバックの中身が全て濡れてしまったことでした。財布も着替えも大切な単行本も全部ダメ!でした。横川SAにて「とにかく南下しましょう。南に行けば雲は切れてくる。」お日様を求める旅が始まりました。蓼科、ビーナスラインを過ぎて、下諏訪の町でやっと雨から抜け出せました。時間はお昼手前11時30分、諏訪大社の門前のおそばやさんで昼食。岡谷インターでやっとお日様に出会えました。うれしかったナー。そのまま長野道を豊科インターまで利用して小谷街道をひたすら走り、宿泊先へ。やっと宿に到着、時間は3時手前でした。天気も回復してきたので荷物を預けて峠を求めてさらに走りにいきました。午後5時に戻り、お風呂に浸かって、疲れを癒して晩御飯です。とくに野菜、果物はすぐ隣が畑なのでサラダや、おひたし、煮物はとても美味しい。ブルーベリーは樹になっているところをつまみ食いできます。都会人にとってはチョット新鮮な出来事です。夜 蛍を見に中綱湖のほとりの塩の道(これが本物、超旧道、未舗装道の脇には当時の石仏が忘れ去られたように放置されている。)を歩いて蛍を探しに、、、やはり気温が低いせいか確かに飛んでいるのですが、群生とまではいかなかったです。曇りで月明かりも無かったのでほとんど肝試し!状態。道が見えない!雨で道がぬかるんでいる!宿に戻ると足は泥だらけ、していることは子供と同じです。

 そんなことで第1日目はおしまいです。えっ!うなぎ釣りは、、実は雨の中の走行でストレス充満していたので峠走りに時間を費やしてしまったのです。次回に持越しです。この宿は定期的に利用するつもりなのでリクエストありましたらまた行くつもりです。

2日目は後日レポートします。お楽しみに。。。

追伸:雨の中での走行、MV AGUSTA BRUTALE シャーシの良さと電装系の信頼性の良さを確かめられました。全く滑る気がしませんでした。また、パンタ系今回はF3でした。こちらもエンジンが止まることが無く安定した走りでした。(ちなみにキャブレターはデロルト36mm)ファンネル仕様でも十分に走るのです。


下諏訪の諏訪大社門前の三井屋さんお蕎麦屋さん隣にある喫茶店花梨館。ちょっとおしゃれなところです。

  宿の周辺、塩の道から、集落につながる最初の電灯、中綱湖沿いを20分も夜歩くとじつに怖いです。気合入れて歩いたつもりでしたが常にあそこまできたら引き返そうと思い思い歩いていました。

  緑は深い!

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